刃の人 |
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ふと思い出した
「いつ人殺しをしてもおかしくない」
と言われていた人と
はじめて行動を共にした日
周りが驚いていた
構えることなく私と接する彼を
おびえることなく私が接することを
人は見かけや言動だけでは計り知れないもの
彼は人より感性が異様に鋭かった
キラキラ光る目で、彼の目にしてきた世界を
教えてくれた
少年のようだった
皆が彼を恐れることが不思議だった
今はわかる
彼は私が彼をおそれないことをすぐ察知したことと
彼が構えなくても十分な光を見たからだ
投稿者 s4tw2s | 返信 (0) | トラックバック (0)